TRIO／KENWOODの５０ＭＨｚ固定機、TR-5200です。
モードは、AM/FM/CWで、ICOMのIC-71と共に、50MHzAM黄金時代を築き上げた名機ではないでしょうか。
実はこのTR-5200、開局当初にローカルさんから譲っていただいた物で、所有するリグの中で、最も付き合いが長いんです。
30年間故障知らずで、ほんとに感謝しています。
終段コレクタ変調で１０W出せる、貴重なAMトランシーバですね。
・ 特徴
黒とブルーを基調としたTRIOらしいデザインで、とにかくカッコいいです。
パネルレイアウト、操作性が大変良く、取扱説明書は不要ですね。
下の写真はパネル左側のスイッチ、ツマミです。
CAL PULL ONはマーカで、メーター横のCALスライドツマミでダイヤルを校正する仕組みです。
パネル右側のスイッチ、ツマミです。
FINALとDRIVEで出力調整を行うのですが、HFの真空管ファイナル機のようで、感触がたまりません。
SSBは、受信のみですが、結構聞きやすい音調です。
ブルーのアナログメーターです。シンプルですが見やすく、綺麗です。（針の塗装が剥がれ気味なのが分かりますか？）
メインダイヤルは、質感に乏しく安っぽいです。この辺は、ライバルのIC-71に劣りますね。
周波数表示、バンド表示は、メーターと同じブルーです。視認性が高く、綺麗です。
・ 気になる点
特にありません。
・ 注意点
ファイナルの２SC517は入手困難なため、飛ばさないよう、注意しましょう。