IC-202A(ICOM 144MHz SSB HANDY TRANSCEIVER)


 初代のIC-202が発売になった時、やたら興奮したことを思い出しますね。
 そのスタイルが自衛隊や米軍の無線機みたいで、それまでのアマチュア機に無い雰囲気がありましたから。
 たしか初代機を購入してしばらく使用した後、ローカルに売り、このバージョンアップ版のIC-202Aを購入したと記憶してます。
 単二電池内蔵でそこそこ電池持ちが良かったのと、本体とマイクさえ持っていけば即運用できたので、これでプチ移動をやってました。
 所有するハンディーの類では、一番のお気に入りです。



・ 特徴
 VFOではなくVXOであるため、周波数安定度は大変良好です。
 また、2mのSSB/CWは、400kHzもあれば実用上十分であるため、VXOの欠点である可変範囲が狭い問題も、
それ程気になりませんでした。
 パネルの上部ですが、メインダイヤル、S/RFメーター、電源LEDが配置されています。
 メインダイヤルは、先に説明したとおりVXOで、水晶1chあたり200kHzをカバーします。
 また、適度なタッチの減速機構が内蔵されており、チューニング感覚は良好です。
 メーターは小さいですが、視認性は悪くないですよ。
 

 パネル下部のスイッチ、ツマミです。
 VOXの水晶切替は、オプションのAUXを含め4chです。
 標準で2ch水晶を内蔵しているため、144.000MHz〜144.400MHzまで運用でき、実用上これで十分でしたね。
 RITは左に回しきるとOFFするタイプです。
 NBの効きはまあまあです。
 モード切替は電源SWと共通、一番下のVRが音量調節です。

 

 ダイヤル部周辺の拡大写真です。
 ハンディーの割には、イルミネーションがとても綺麗です。(勿論、照明はOFFできますよ)



 置いたときの安定性も良好です。本体サイドにスピーカーがあります。


 背面はアンテナ(Mコネ)と電源ジャックです。



・ 気になる点
 (1) 外部電源ジャック
   3端子+アースの変な形状のプラグで、今となっては特殊品ですよね。
   普通のにして欲しかったです。まあ、とりあえず1本持っているので良いですが・・
 

・ 注意点
  とくにないですね。