FT-401D(YAESU HF TRANSCEIVER)


 YAESUの真空管式HF固定機、FT-401Dです。
 FT-401Dは、主要信号系を真空管で構成したリグで、真空管時代中期に登場した、完成度の高い高級機でした。
 これ以降のFT-101やTS-520では、ファイナルとドライバー以外は全て半導体になり、真空管が大幅に減ってしまいました。
 このFT-401Dは、FT-401S(10W)とFTDX-401(200W)の中間に位置するグレードで、マーカーやJJYは始めから実装されていたようです。
 真空管独特の温もりと、柔らかい音質で、お気に入りの1台です。
 


・ 特徴
 下の写真はパネル左側のスイッチ、ツマミです。
 MODEスイッチは、操作すると”ポコン”と音がして、風情があります。
 MICは、4ピンとか8ピンのコネクタではなく、6.5φのプラグですね。
 AF GAINを引っ張ると、NBが動作する仕掛けです。   
 


 パネル右側のスイッチ、ツマミです。
 BAND切替は、3.5MHz〜28MHzで、1.9MHzやWARCバンドは未対応です。
 PRESELEはバリコン式で、ギロチン式ではありませんよ。

 

 アナログタイプのメーターです。ALCもSメーターも逆振れなのは、超マニアック?ではないでしょうか。


 素朴な電球色だけなのですが、とても綺麗なんですよね。



・ 気になる点
 (1) FANの音がうるさい
   我慢できなくはないのですが、かなりの音量です。
   実際にはここまでの風量は必要ないと思われるので、FANの回転数を落としたいと考えてます。
 (2) パネルのビニール
   綺麗なビニールなら付けておきたいのですが、経年変化で変色し、汚らしくなったものは?です。
   所有機は、パネルにビニールはありませんが、特に違和感はありません。
   皆さんは、どうされてますか?


・ 注意点
  特にありません。