MK−67(15cmマクストフカセグレン)
笠井トレーディングとロシアのINTES社によるマクストフカセグレンで、堅牢な作りですが約4kgと小型軽量です。
鏡筒は、なんとアルミ柱の削り出しから作成されており、日本やUSAではとてもこの価格では実現できない代物ですね。
仕様は、15cmのF10で、合焦装置はシュミカセのように主鏡を移動してピントを合わせる方式でないため、
ミラーシフトはありません。
見え方は、素晴らしいの一言に尽きます。木星の縞模様もはっきり見えますし、M42の色も識別できます。
かれこれ10年ぐらい経つと思いますが、補正板のコーティングや、主鏡のメッキも経年変化はありません。
・ 鏡筒
アルミ柱削りだしの鏡筒で、高精度で堅牢ですが軽量です。(約4kg)
・ 接眼部・合焦装置
接眼部は2インチスリーブです。
合焦装置は、とても滑らかで、ピントが合わせやすいですね。
また、シュミカセのような主鏡移動方式でないため、原理的にミラーシフトはありません。
接眼アダプターを取付けた状態↓ 天頂プリズムを取付けた状態↓
・ アリミゾ金具
経緯台、赤道儀への搭載は、アリミゾ金具によるもので、タカハシやビクセンなどと互換性のある標準的なものです。
・ 補正板
補正板はBK7で、コーティングがとても美しい。
・ ファインダー
8×50(たしか・・)のファインダー↓ ピント調節機能もあり使いやすいです↓
・ 収納バッグ
肩にこれを掛け、経緯台を持って電車で移動が可能ですよ。黒い筒は巻きつけフードです↓