コレクション8


・ TH-405
  あまり記憶に無いハンディーでした。不評だったのでしょうか?すぐに後続機が発売され、短命だったようです。
  オークションでジャンク品として出品されていたものを気まぐれで入手したのですが、意外とシンプルで使い勝手が良いです。
  Sメーターが無いのが少々残念ですが、周波数表示がフル桁表示なのは珍しくとてもFBですね。
     


・ IC-502
  6mの超有名ハンディーですよね。手に入れたい一品でしたが、なんとか程度の良いものが入手できました。
  ライバルのTR-1300はVXO方式ですが、こちらはVFO方式で1MHzカバー。
  そのため周波数安定度が悪いですが、なんとか許される範囲だと思います。
  とにかくこのシリーズはスタイルと使い勝手が良く、お気に入りです。
     


・ SR-C430
  私が開局する以前のモービル機であり、当時の記憶はほとんどありません。
  羊羹のような独特なスタイルと、マイクSWでCALLチャン指定できるのが特徴でしょうか。
  スタンダードだけあって、機能性能はバッチリです。
  12ch+CALLchで計13ch実装でき、当時としては標準的でしょうかね。
  MICコネクタが特殊なのが難点ですが、なんとかマイク付きで入手できました。
     


・ CQ-M2700
  私が調べた限りではNEC最後のアマチュア機だと思います。
  アマチュア無線全盛期には、このNECや富士通、そして松下などの大手がHAM機器に参入してましたね。
  大手の力作だけあって、内部の作りは素晴らしいし、デザインや使い勝手もFBです。
  操作部と本体が分離できる構造ですが、セパレートケーブルが発売されていたかは不明です。
  とにかくカッコイイ一台です。
     


・ TS-820S
  開局がTS-520Vだったので、特に思い入れ(あこがれ)が強いRIGです。
  バイトで頭金を作り520を買ったのですが、820は価格的に手の届かない存在でした。
  当時ローカル局が所有しており、DXをバンバン稼いでいるのがうらやましかったです。
  シングルスーパー+TRIOトーンの組合せは最高の一言に尽き、何時間聞いていても疲れません。
  また、お金がかかった機構的な作りや、アナログダイヤルの巧妙な仕掛けなども、所有する喜びを増幅させます。
  間違いなく名機だと思います。
       


・ TR-50
  めずらしい1200MHzのポータブル機です。
  最大の特徴はサイドのBNCアンテナコネクタでしょうか。
  角度が段階的に可変でき、付属ホイップは据置きでも肩掛けでも使用可能です。
  非常に軽いし、マイクでUP/DOWNできるし、使い勝手がFBですよ。
  所有機だけの問題かもしれませんがCPUが暴走ぎみでして、電源ON時にUL(アンロックの意味?)や
 意味不明の表示をして動作しない場合が多々あります。トホホ
     


・ TR-1300
  TRIOの超有名ポータブル機TR-1300です。
  IC-502のVFOに対してこちらはVXO方式。安定度の点ではFBですが、1水晶あたりの可変範囲が狭いのが難点です。
  しかしチャンネルスキャン機能があり、1水晶範囲を自動スキャンしてくれますので、ワッチは大変楽なんですよ。
  出力が1.5Wと小ぶりですが、感度、安定度が高く、今でも十分実用的です。
     


・ TS-600
  開局当時、友達に見せびらかされ、悔しい思いをしたRIGです。
  説明の必要が無いほど有名な名機で、今でも使っている人、探している人が多いのではないでしょうか。
  基本性能、使い勝手、デザインの三拍子が揃い、今でも十分実用的です。
  これの外部VFOがラインナップされなかったのはなぜでしょうかね。144MHzのTS-700Sにはあるのに・・・。残念です。
  
       


・ TS-801
  真空管主体のRIGですが、移動用のコンセプトのためDC/ACコンバーターを標準搭載するHF10W機です。
  個人的には、大変カッコイイと思っているRIGでして、お気に入りの1台です。
  パネルがよくあるダイキャストに塗装というものではなく、なにかウレタンのようなもので覆われており、触った感触が格別です。
  内部回路はTS-311及びQS-500と同等で、三兄弟と言ってもよいのではないでしょうかね。
  40年近くたった今でも大変安定して動作しますので、基本設計が良かったのでしょう。
       


・ TR-8300
  おそらくTRIO最後の水晶式モービル機だと思います。
  見てくれはTR-7200シリーズ及びTR-8200等と同じで、とてもFBな作り、仕上がりです。
  チャンネル数が限定される点を除けば、今でも十分実用になりますよ。
  ダイヤル周辺やSメーターの照明がなんとも言えない風情をかもし出しています。
     


・ ND-1200
  日本電装(現デンソー)の2mポータプル機です。
  アマ無線としては珍しいメーカーですが、松下、NEC、富士通などと共に、一時期参入していました。
  一流メーカーだけあって、デザインも良いですし、内部の作りも素晴らしい。
  コレクターとして、1台は所有したいと思っていたメーカーです。
  アナログVFOのようなメインダイヤルがなんともカッコイイです。
     


・ IC-232
  コンパクトな2mオールモード機IC-232です。たしかIC-251と同時期だった気がします。
  メインダイヤルのガリガリ感(クリック感)がなんとも言えませんね。
  いま改めて眺めて見ると、デザイン、機能、操作性の3拍子揃ったRIGであることに気がつきました。
  感度が良く、十分実用的です。