コレクション10


・ C5000
  イルミネーションがとてもゴージャスなRIGで、見ているだけでFBな気分にさせてくれます。
  発売当時はとても手が出ないRIGでしたが、ジャンク品を入手しレストアしました。
  イルミネーションも素晴らしいですが、感度や操作性もFBで、いまでも十分実用的です。
  麦球が10個近く使用されており、切れた時の交換がチト難点でしょうか。
     


・ TR-7700
  ベストセラーのTR-7500GRの後続機であり、これまたデザイン、操作性、性能の三拍子そろった名機ではないでしょうか。
  ”TR-”の称号が付く最終時期のRIGであり、このシリーズ以降は”TM-”なってしまいましたね。
  SGで測定すると、その感度の良さにビックリします。
  現状でも十分実使用が可能です。
      


・ TS-430S
  TRIO初の小型実践機ではないでしょうか。
  メーター周波数表示下のLED表示部や、メインダイヤル横のスイッチ部がブルー(青色)を基調とした色使いとなっており、
  単調な色使いになりがちな無線機らしからぬ素晴らしいデザインです。
  受信音は典型的なTRIOトーンで、何時間聞いていても疲れません。AMフィルターを実装して、BCLに使用している方も多いようです。
  AGCの切替ができないのがやや残念ではありますが、とてもよくできたコンパクトHF機です。
        


・ TH-415
  このシリーズは丈夫で使い勝手が良い、隠れた名機?ではないでしょうか。
  オークション等ではあまり人気が無いようですが、個人的には不思議です。
  無線機テスターでチェックしても、綺麗な変調波が出てますし、へんてこな近接スプリアスもありません。
  バッテリーケースの取付け機構がFBだと思うのですが、いかがでしょうか。
      


・ IC-2300
  アイコムの2バンドモービル機です。
  同時受信はできませんし、2mと430の行き来も面倒ですが、まあそこらへんは年代を考えると致し方ないところですね。
  筐体がなぜかとても頑丈に作られており、多少のへこみなどは問題ありません。
  受信感度は現行機種同等であり、ラグチュウー用にFBです。
      


・ IC-551
  超有名な6m固定機ですよね。
  この当時は、TS-600やFT-620Bなどもあり、甲乙付けがたい名機揃いですが、デザインではやはりこれではないでしょうか。
  AMへの対応が中途半端なのが悔やまれますが、SSB/FMはライバルに劣らない出来です。
  特にSSBでは、オプションですがP.B.TUNEが実装できるため、混信対策機能でライバルより上でしょう。
  受信感度は悪くありませんが、背面にプリアンプ用のピンジャックが付いているのもFBです。
  所有機は、オプションのFM及びP.B.TUNEユニットを実装してあり、現状でも十分実用的です。
        


・ TR-3200
  TRIOの430MHzハンディーTR-3200です。3兄弟(TR-1300、2200GU)全て揃いました。
  なぜ2台写っているかと申しますと、下が初期型で上が後期型なんです。違いはチャンネル構成にあります。
  初期型はメインが432.00で後期は当然433.00となります。バンドプランの過渡期に登場したため、このような2台が存在するようです。
  使い勝手、性能、デザインともに他の2兄弟同様FBです。感度も高く、現行機種に負けてませんよ。
      


・ TW-4000
  まるでカーオーディオのような風貌のDUALバンダーで、デザインが大変素晴らしいモービル機です。
  個人的にはもっとカッコよいカートラで、その美しさは過去最高。30年の年月がたった今でも色あせてません。
  2波同時受信ができないものの基本性能は高く、操作性、受信感度も良好です。
  21世紀の部品を使って再発してくれませんかねえ。
      


・ TS-530S
  TRIO最後の真空管ファイナル機です。(830より先に製造中止となりましたが・・)
  以前手放してしまったことがありますが、最近また入手し、コレクションに加わってもらいました。
  シングルスーパーで、WARC対応、真空管ファイナルとなると、TRIOでは本機しかありません。(八重洲はFT-901後期型)
  型番が異なりますが、TS-820の後継機と言えなくも無く、貴重品だど思っていますが如何でしょうか。
  シングルスーパーのため歪が少なく綺麗な受信音ですし、機能が必要にして最小のため使い勝手がFBです。
  輸出仕様にTS-530SPがあり、これはノッチ付きとなっています。これも欲しい・・