コレクション


・ FT-7
  独特なスタイルで、可愛いやつです。耳がよく、10Wですが結構良く飛ぶんですよ。
  ダイヤル周りのイルミネーションやブルーのSメータがとても綺麗で好きですね。
  VFOのドリフトと、VFO下のアジャスターが鬼門ですが・・
   
  


・ FT-102
  私が好きな無線機の3本指に入る名機です。ファイナルが6146B、3本で、アナログメータが2個あるのが最高。
  TS-830同様、基本性能が高く、今でも十分DXに使用できます。
  250Hzと500HzのCWフィルターを上下に実装してありますので、CWの切れは抜群ですよ。
  よくリレー問題の話が出ますが、回路設計が悪いのではなく、F社製リレーを選択したのが間違いだったと思います。
  リレーは、オムロン製に交換し、快調に動作中。また、FANをメタルタイプに交換し、TRIOと同じ常時回転に変更しました。
  外部VFO、アンテナチューナを探してますが、オークションではすごいお値段で手が出ません・・
      


・ FT-901DM(前期型)
  私は本来TRIO派なのですが、なぜかYAESU機を大量に保有してます。
  この901は、FT-102と並ぶYAESUの名機であり、使用感やお金の掛かった重厚な作りは最高ですね。
  当時、究極の性能を追及したリグであるため、今でも十分使用できる機能と性能を有しています。
  この前期型はダイヤルの回転方向が逆で、周波数カウンタのキャリブレーションや、ALCメータの逆振れなど、
 とにかくマニアックでしびれます。
  また、シングルスーパーであるため、歪の少ない聞きやすいトーンであり、長時間ワッチしていても疲れません。
  本体以外にも、SP、外部VFO、トランスバータ、ANTチューナを所有。
   
  


・ MULTI11
  今は無き福山です。V&Uのモービル機などで、とても定評のあるメーカでしたが・・
  これは水晶式ですが、スキャンも出来る、かわったモービル機です。
  今でもたまに使ってますよ。
   
 


・ RJX-601
  6mAMと言えばこれですよね。今シーズンもEスポやコンテストで使用しました。
  デザインや操作性が素晴らしく、カッコいいの一言に尽きます。
  動作良好で、まだまだ使えそうです。
   
 


・ TR-5200
  6mAM時代を、IC−71とともに築いた機械ですね。ブルーの照明、オーディオメーカらしい仕上がりが好きです。
  ダイヤル周りのイルミネーションは、IC-71が上ですが、実用性では、こちらの方が少し上と思います。
  変調はそこそこ深くてFBなのですが、受信感度がイマイチだったので、FCZのプリアンプを内蔵させました。
  これも今シーズン、Eスポやコンテストでお世話になりました。
   
   


・ TS-700S
  2m固定の名機ではないでしょうか?今でも十分実用になり、基本性能は高いと思います。
  筐体の構造や、ツマミ、メインダイヤルの質感、操作性の高いパネルレイアウトなど、機構面の素晴らしさと、
 TRIOのアナログ技術が融合した傑作です。なぜデジタル表示のTS-600Sが出なかったのでしょうか?不思議です。
  リニアリティー確保のため、ファイナルの電圧がDDコンバータで高くしてあり、設計者のこだわりを感じますね。
   
  


・ TS-930S
  好きなリグベスト3に入る名機です。アルミダイキャストの堅牢なパネルや、高い基本性能、今でも十分DXに使用できます。
  SSB SLOPE TUNEやノッチの切れが素晴らしく、また、CW VBTやPITCH機能もマニアックでたまりません・・
  CWフィルターは、YK-88C-1とInt.RADIO社の#528を実装し、いつでも実践使用が可能な状態です。
  ファイナルは、モトローラ社MRF422を贅沢に2パラで使用し、28Vの電圧を供給しているため、歪の少ない、
 クリーンな電波を発射することができます。
  難点は、FANの騒音と電源部の発熱で、なぜTRIOがこんな電源回路にしたのか首を傾げたくなりますね。
  でも、それを差し引いても、最高のHF機。
   
 


・ IC-736
  モトローラ社MOS FET MRF174を贅沢に2パラとし、28Vの電圧を供給。
  しかも、電源内蔵で比較的小型軽量。50MHzも100Wの出力。この仕様にKOされ、購入しました・・
  私的にはたまらないコンセプトですが、もうこのような仕様のリグは、どのメーカからも出ないのでしょうか?
  50MHz中心の常用機です。
   
  


・ FT-736MX
  VUの決定版リグで、生涯手放すことは無いでしょう。オプションモジュールを全実装とし、50MHz〜1.2GまでQRV可能。
  決定版の理由は、同時期販売されていたHF機のパネルを流用しているため、通常のVU固定機ではまずありえない機能、
 ボタン、ツマミが存在すること。
  IFシフト、IFノッチ、FM・CWナロー/ワイドボタン、エレキースピード、DELAY調整、極めつけはCWサイドトーンVRでしょうか。
  これら全てが、前面に配置され、CW愛好家としてはたまりません。
  特に、サイドトーンVRが前面出しというのは、高級HF機でもないですよね。
  CWフィルターも実装してありますので、オプションフル装備です。
   
  


・ FT-107
  ホワイトパネルのエレガントなリグで、HAMフェアーで初めて見たときの驚きが、今でも記憶に残ってます。
  回路構成がシングルスーパーであるため、聞きやすさ、音のよさはTS-930、830、FT-901等をも凌ぐと思います。
  ノッチがAFタイプであるのが悔やまれますが、基本性能が高いため、今でも十分DXで実用になりますよ。
  内部構造は、計測器のようなプラグインモジュール構成であるため、CWフィルターの増設はとても楽ですね。
  難点は、AFノッチとツマミ等の黄ばみ(変色)ですが、まあ、実用上はそれ程問題ありません。
  トランスバータ、チューナ、SPも所有しており、並べるととてもとてもカッコいいですよ。これも常用機です。
    
 


・ FT-709
  ブルーのキーボードがとても綺麗で、デザインが素晴らしいハンディー機です。
  この時代のハンディーはポケットにすぽっと入る大きさではありませんが、なんともいえない存在感がありますよね。
  ファイナルがトランジスタであるため電池の持ちが良く、C420同様、手放せないリグです。
  20年以上経った今でも動作することに感謝するとともに、これからもずっと完動品であって欲しいリグです。
     


・ FT-1000
  HFアナログ機の最高峰と言ってよいのではないでしょうか。
  とにかくセットノイズが少なくて、アンテナをつながないとなんも音が聞こえないほどです。
  メーターが一個しかないのが悔やまれますが、他にこれといった問題点は無く、使い勝手もFB。
  電気回路だけでなく、外装、機構関係にもお金が投入されており、
 最近のRIGにはない独自の高級感(オーラ)+風格があるのもGOODです。
  CWのコンテスト、DX用専用機として活躍中。
  KENWOODのTS-950と並んで、古きよき時代の高級機ですね。