アンプ関係
昔はビクターのAX-3(たしか・・)で楽しんでました。その後、途中ブランクがあり、DENONのPMA-2000まで飛んでしまいます。
PMA-2000は電源トランスが2台搭載された本格的なアンプで、音は良かったですね。ただ、やや現代的な音と言いましょうか、ぬくもりが感じられず、
サンスイのAU-α607MOSLimitedに変更。
607MOSは、東芝製旧MOSFETを使用しており、きらびやかな高音がなんとも言えない美音でした。
10年ほどサンスイを使用しましたが、ふとしたことから真空管式アンプに出会い、現状に至っています。
・ MC-10T(真空管式アンプ・Yaqin)
中国のYaqin(雅琴)社製真空管式アンプで、価格を超越したハイクオリティーアンプです。
半導体式では出せない美音であり、アナログ好きな私にとって、久しぶりの感動ものでした。
ボーカルや楽器の音一つ一つが生々しく、音が飛んでくるイメージです。
コンデンサをマロリー社に、真空管をJJ及びエレハモの交換したところ、クオリティーが2ランクアップしました。
EL-34B×4、12AT7×4の構成。コストパフォーマンスが絶大で、「オーディオは値段ではない」と断言できます。
・ MS-22B(フォノイコライザー・Yaqin)
真空管式フォノイコライザーアンプで、これまた中国のYaqin(雅琴)社製です。
音は素晴らしいの一言で、ラックスマンのE-03と同等以上のクオリティーと思います。
音場再現性、定位が素晴らしく、レンジも十分伸びてます。真空管式としてはS/Nが良く、ハム音の混入もほとんどありません。
デザインも良いし、大きさも手ごろで実用的。
それにしても、こんなに安くてよいのでしょうか? MC-10Tもそうですが、価格設定が間違ってると思います。
・ GK03E(D)特注(MMフォノイコライザー・合研LAB)
合研LAB製のMM用フォノイコライザーアンプで、内部に幻の?銅箔スチコンが使用されています。
音は極上の素晴らしさで、メーカー製10万円級フォノイコは相手にならないと思います。
とにかくエクセレントとしかいいようがありません。V15TYPEWやXxMRとの組合せは最上で、この音に出会えて良かったとしみじみ感じます。
特注の意味ですが、ダイキャストのケースに入れてもらったからなんです。
・ GK03E特注(MMフォノイコライザー・合研LAB)
これも合研LAB製のMM用フォノイコライザーアンプで、こちらは内部に松下製メタライズドPPSコンが使用されています。
これも音は極上の素晴らしさで、主にAT-150E/GやM95HEなどのややハイ上がりぎみカートリッジで使用してます。
銅箔スチコンバージョンより、ニュートラルな感じで、使用頻度はこれが一番多いですね。
とにかくこれもエクセレントとしかいいようがありません。
特注の意味は、これもダイキャストのケースに入れてもらったから。
・ GK03MC(G)(MCフォノイコライザー・合研LAB)
これまた合研LAB製のフォノイコライザーアンプで、こちらはMC専用。
内部にサンリング製銅箔PPSコンが使用されています。アキュフェース等の高級アンプでも使用されてるもので、見るからに高級そうです。
これも音は素晴らしい。MM派のためMCはあまり所有してませんが、AT-33PTGで感動ものの音が出ます。
全面のSWでゲインやインピーダンスの変更が可能です。MCカートリッジを見直すきっかけになりました。
・ AMP6300(A級アンプ・CEC)
中華アンプ購入後、半導体アンプは売飛ばしてしまい真空管の世界にどっぷりとつかってましたが、
もう一度、半導体アンプを見直させてくれた名機です。
真空管アンプは夏場辛いのと、電源オン後のウォームアップに時間が掛かるのがネックでして、
JBL導入を機会に2台目のアンプを物色した結果、たどり着いたのがこのアンプでした。
パワーアンプにボリュームと入力セレクターのみという構成が私好みですし、
750VA(600W)の大型トロイダルコアトランス+10万μFの電解コン搭載にもしびれました。
購入前には、同クラスのアンプと比較視聴するため日本橋へ行き、音調を確認しましたね。せっかく購入するのに、
中華アンプより劣っていたらいやですから。
とにかくこのアンプは解像度が高く、またリニアリティーが大変素晴らしく、190W(8Ω)まで一直線っていう感じです。
そのため、レコードに針を落とす作業がプレッシャーになりました。
(落とし方が悪いと、リニアリティーが良いためものすごいノイズが発生する場合があります)
ダンピングファクターが高い関係か、締りのある低音で、JBL4318やCDM9NTとの相性も抜群です。
仕組みはわかりませんがこれでA級動作。とにかく素晴らしい半導体アンプです。